CSR Information

貴金属原料調達に関する企業方針

令和5年11月14日

中外鉱業株式会社は貴金属原料調達において、RBA行動規範、および企業の社会的責任(CSR)に基づき、人権、環境、倫理などに配慮した責任ある鉱物調達に向けた取り組みを推進し、企業の社会的な責任を果たします。

OECD紛争地域および高リスク地域からの鉱物の責任あるサプライチェーンのためのデューディリジェンス・ガイダンス」及び国内法に準拠し、紛争地域などの高リスク地域における人権侵害、直接または間接的な非政府武装集団への支援、直接または間接的な非政府または民間の保安隊への支援、 マネーロンダリング、不正取引、紛争への加担や、テロリストへの資金供与などに係らないまたは寄与しないことを合理的に保証し、責任ある貴金属原料調達を推進していきます。

「OECD紛争地域および高リスク地域からの鉱物の責任あるサプライチェーンためのデューディリジェンス・ガイダンス」の付属書Ⅱに定められた、以下の事項のリスク回避対策を行います。                                       また付属書(Supplement on Gold)の順守を約束します。

  1. あらゆる形態の拷問、残虐、非人道的で品位を傷付ける扱い。
  2. あらゆる形態の強制労働。これは懲罰の脅威のもとで何者かに強要されたものであり、当人が自発的に行うものではない労働やサービスの提供。
  3. 最悪の形態の児童労働。
  4. 広範な性的暴力など、その他の著しい人権侵害および虐待。
  5. 資金洗浄またはテロ資金調達。
  6. 戦争犯罪もしくはその他の深刻な国際的人道法の違反行為、人道に対する犯罪、もしくは集団虐殺。
  7. 政府への税金、手数料、及び採掘権等の支払い不履行。
  8. 贈収賄および原産地の詐称。
  9. 非政府武装集団に対する直接的及び間接的支援。

・管理体制の構築
貴金属原料のサプライチェーンへの対応やリスク評価(デューディリジェンス)を実施するために、管理責任者を選任し貴金属原料調達の継続的な管理体制の構築を推進します。

・調達経路、サプライヤーの評価並びにマネジメントレビューの実施
責任ある貴金属管理体制の下、貴金属の調達経路及びサプライチェーンに対するリスク評価(デューディリジェンス)を継続的に実施し、その記録を適正に保管管理します。                                              同時に経営陣によるマネジメントレビューを行い持続可能な改善を行っていきます。                        サプライヤーが紛争あるいは、高リスク地域における人権侵害、テロリストへの資金供与、マネーロンダリングや不正取引に関与している、またはその可能性が高いことが判明し、それらのリスク緩和を図り、リスク緩和ができない場合、直ちに購入又は取引を中止します。                                                               その後、特定された取引について問題改善根拠が提示され、それを元に弊社が問題を解消されたと認定しなければ、取引を一切行いません。

・教育訓練の実施
責任ある貴金属管理に関与するすべての担当者に対し、必要とされる教育、訓練を継続的に実施します。

・取引のモニタリングと記録
受領した貴金属原料が、サプライヤーから入手した情報と整合性が取れていることを監視し、その記録を適切に保管管理します。

・第三者監査の実施
RMIのガイダンスに則り、責任あるサプライチェーンを管理する体制及び実施状況に関して、定期的に独立した第三者機関による監査を実施します。

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